「バルティック・アンバー(琥珀)にはまる」の巻

みなさんは、アンバー(琥珀)に興味をお持ちですか?私自身は、恥ずかしながらあまり知識を持っていませんでした。もしかしたら、マダムが身に付ける、高価な装身具というイメージをお持ちかもしれません。
今回のグダンスク訪問の大きな目的は、琥珀のことをよく知ることです。世界中に流通する琥珀の約90%がポーランド産なんだそうです。そのほかにも、ロシア、リトアニアラトビアといった、バルト海沿岸の国々から世界へと流れて行っているようです。それから、日本にも琥珀の産地があるんですね。岩手県で産出されるのだそうですよ。

琥珀とは、針葉樹の樹脂が何千万年もかけて化石化したものです。
化石化するには時間がまだ短すぎる、コーパルと呼ばれる樹脂や、プラスティック、琥珀の細かな破片を熱で固めたものなど、様々な模造品が出回っているそうです。私自身は、その真贋を鑑定できるような目利きではありませんが、人と話して、その人を信用することにしました。

それは、今回お世話になった琥珀工房のオーナー・デザイナー、マリアさんです。彼女は、お会いする約束の時間にホテルまで迎えに来てくれて、たくさん用意してきてくれた資料を見ながら、グダンスクの歴史や琥珀のこと、ポーランドの宗教のことなどを聞かせてくれました。ホテルからマリアさんの会社まで歩いて10分ほどなんですが、2時間もかけて旧市街を案内してくれて、ようやく昼ごろに到着。その間、一緒に過ごす中で彼女のことが大好きになりました。

でも、この2時間は、まだまだ序の口でした。これから3時間にわたって、琥珀を一通り見せてもらい、初心者用のレクチャーを受けることに。今回、入門編として買ってきた品物を選ぶのに、こんなに悩むことになるとは!


10月30日(金)から、ポーランド陶器・食器専門店ツェラミカマリアさんから買ってきた琥珀のアクセサリーをご紹介します。本当に入門編で、小ぶりでお求めになりやすいものばかりです。ぜひ、遊びにいらしてくださいね。

琥珀の世界に入門してしまった私は、すでにハマってしまったようです。なんだか、毎日身につけたいのです。それも、次に注文するときには、もう少し大きい琥珀を使った、琥珀そのものを楽しむデザインのものにしよう!と決めているのです。

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こちらも、遊びに来てくださいね。
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