オポーレの野外博物館へ♪

今日はクラクフからヴロツワフへの移動日なのですが、途中にあるオポーレで、Museum Wsi Opolskiey w Opolu オポーレの野外博物館へ行ってきました。


昨日もそうでしたが、今日の移動も雨が結構激しく降っていて、野外博物館はだめかな〜、と思っていたら、ついたとたんに青い空が出てきてくれました。


ここには、各地から移築された古い民家や店、学校、教会などの建物が、広い敷地内にそのままの姿で展示されています。いくつかの建物は、実際に使われているようにカーテンがやテーブルクロスがかかり、窓が開いて風に揺れています。中には家具も並んでいて、その当時の生活の様子を見ることができます。


はじめに、クラクフの博物館で昔の家屋を再現したモデルを見て、昨日ザリピエでフェリツィアさんの家を見て、今日オポーレでいろいろな昔の建物を見て、なんとなく昔の民家のイメージがすこしわかるようになってきました。


建物の中に入ってみることができるのですが、それぞれの建物の中に係りの人がいます。ほとんど英語は通じません。がんばって私の怪しいポーランド語と英語とどうせわからないならと日本語まで繰り出して会話してみると、何とか説明してくれたことがわかったりします(笑)
昔の学校では、建物の半分が教室で、もう半分が先生の寝泊りする家だったんだとか、昔は近くに教会がなく、今のように車もなかったので、年に3回くらいしか教会へは行かず、家の中に作った祭壇の前で日曜日のお祈りをしていたんだとか、どうしてかわかりませんが、説明してくれたことは判った気がしました。たぶん…。


それから、ちょうどイースターのあとだったので、とっても美しいイースターエッグの展示を見ることができました。今年のコンペティションで賞を取ったという、とても美しいたまごから、受賞はしなかったけどがんばって手作りした感じが伝わる、かわいらしいたまごまで、いろいろと並んでいました。
この展示は、若いお兄さんが係りで、英語を話してくれました。お兄さんも小さいころに家族と一緒にたまごにペイントをしたりした経験があるそうです。
こういう展示やみやげ物は、中身を出したたまごの殻で作られていますが、家庭ではゆで卵に色を着けたり飾りを貼り付けたりして、イースターの朝に家族みんなで食べるのだそうです。

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