ペインティングが素敵なザリピエ

ceramika2011-04-30

今日は、車でザリピエというところまで行ってきました!
小さなかわいいお家が博物館になっています。
写真が横になってしまっていますが、直し方がわかりません。


今日は、カーナビからはじめて聞く言葉が聞こえてきました。「左に曲がります。そのあと、フェリーに乗ります。」
ザリピエに行くには、もちろんフェリーに乗らないで行く方法もあるのですが、クラクフから行くにはこれが一番の近道なようです。

このフェリー、乗用車なら3台でいっぱい。いわゆる渡し舟というんでしょうか。こちらの岸と対岸の間をゆっくりと行ったり来たりしています。

フェリーを降りて走り始めると、まもなくフェリツィア・ツリヴォさんのミュージアムへの看板が出てきますので、それにしたがって行くと、あれ?通過してしまったようです。今のだよね?少し先で向きを変えて戻ってきたら、フェリツィアさんのお孫さんが待っていてくれました。
私のように通過しちゃう人が多いのかな?外観はいたって普通の家屋。よく見ると、外壁にちょこっと花柄がペイントされていますが、イメージしていたのは上の写真にあるようなかわいらしいコテージ。


鍵を開けてくれたので中に入ってみたら、「うわ〜!」それはもう、期待を裏切らない、それ以上の素敵なペイントです。長い秋〜冬の夜をすごすため、ある人は刺繍をし、ある人は編み物をし、フェリツィアさんは絵を描いていたんですね。
壁、天井、ドア、家具といたるところに花模様が描かれています。暗くて長い冬にも明るい気持ちになれそうな、今のような季節には、うきうきしてしまいそうな♪


続いて、隣の建物に案内してくれました。
入ってみたら、机といすが並んでいます。ここでは、子供たちや観光客を集めてワークショップが開かれるのだそうです。ぜひ一度体験してみたいです。
ここには、素敵なペイントが施された木製品や素焼きの置物、つぼなどのお土産がいろいろ売られていました。


上の写真は、案内してくれたお孫さんのお宅です。ミュージアムはいつも鍵がかかっているので、向かいのおうちのお孫さんに声をかけるとあけてくれることになっています。


ザリピエの町を走っていると、あちこちに素敵なペイントの家を見ることができます。とってもかわいかったです。
帰り道、急に大雨&雷。ちょっと怖かったです。
◎◎◎