電車が止まる

火曜日、切符もスムーズに買えたし、乗り場もわかりやすく、「これなら予定通りに行ける!」と、ヴロツワフ駅を出発。はるままにてをふって元気に!
マルは、大好きなはるくんと会えなくなるので、さみしーよー(>_<)と半泣き。
でも、電車が走り出すとワクワクしてくるもので、すぐに笑顔(^O^)

世界の車窓から」の気分で窓の外をビデオで撮影したり、駅の売店で買ったパンをほおばったり。

窓の外に雪がチラチラ。
寒そうななか、線路の工事をしてる人たちがいるな〜、なんて思っていました。

ガッチャン!!

一瞬何があったのかわからなかったのですが、電車が止まりました。
運転士さんと車掌さんが電車から降りて雪の中へ。
また乗り込んで運転席にこもってヒソヒソ。
なんだか電話みたいなものでお話し中。

訳のわからないまま待つこと15分。車掌さんが何か早口で説明。
それを聞いて、何人かの乗客は吹雪のなか電車を降りていきました。

もちろんポーランド語の説明がわかるわけなく、車掌さんは英語がわからない…。待つしかありません。

しばらく待つと、ゆっくりゆっくり動き出して、途中で何度も止まりながら最初の停車駅にたどり着いたのです。

ボレスワビエツまであと2駅。このまま乗っていく予定でしたが、電車は止まったまま。
他の乗客も待っているので、じーっと待っていると、車掌さんが2度目の説明。
「おっ!後ろから英語が聞こえて来たぞ!」振り向くと若いカップル。お互いのことしか眼中にない感じ。
でも、思いきって聞いてみました。「どうなってるの?」って。
ラッキーなことに、アメリカ人の彼とポーランド人の女性。二人で「途中で工事の機材かなんかに接触して、電車が壊れたらしい。3時37分に代わりの列車が隣のホームに来る。寒いからそれまでこのまま乗っていていい。」ということを説明してくれました。

時間になって教えられたホームに出て待っていると、予定よりさらに15分くらい遅れてやって来ました。客席がコンパートメントになった、いい味だしてるディーゼル車が。
こういう車両も、旅気分が盛り上がって楽しい!と思ったんだけど、本来のこの列車の乗客と、私たちで、乗客は2倍。満員で通路に立つはめになりました。

ごめんなさい。話が長くなりました。
結局、予定より2時間くらい遅れてボレスワビエツに到着したのです。

雪は降り続けているし、マルは疲れてしまって「だっこ〜」なので、ホテルにチェックインして、バスでスーパーに行き、夕飯を調達したら、本日の活動は終了となりました。

水曜日は「ボレスワビエツ社」の工場へ行きます。

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